SNSシェアボタンの必要性を考えよう
WordPressを使ったWebサイトは、日本ではかなり普及しています。
ブログ記事をたくさん書くことで、情報発信ができ、ビジネスにも役立ちますし、個人のアピールにも大きな貢献をしています。
WordPressで、記事を作成したあと、Googleの検索結果に頼っても良いのですが、SNSへシェアするボタンがあれば、Webサイトを訪れた人がそれを使用してシェアできるようになりますので、より記事の拡散に貢献できます。
SNSのシェアボタンはそういった意味で、ブログには設置されている方が良いとされています。
最近では、SNSが台頭したことで、Webサイト上でのシェアボタンの設置は当たり前のことになりました。
そのため、WordPressのテーマによっては、SNSのシェアボタンが初めから入っている事も多いです。
そういったテーマをご利用中に方にはSNSシェアボタンのプラグインをわざわざ導入するメリットはあまりありません。
ですが、SNSシェアボタンがないテーマも結構たくさんあります。
ボタンの設置をユーザーの自由に任せているテーマも多く存在していますので、そのようなテーマを使用する際や、独自テーマを作成した際などに、プラグインで設置するのが簡単でオススメです。。
ちなみに、SNSシェアボタンは、プラグインを使用しなくても、PHPを理解できる方でしたら、テーマそのもののソースコードに描き加えるだけで設置できます。
ソースコードを書き加えたり改変するにはそれなりの知識が必要ですので、ふだんからソースコードにふれていない方には難しいでしょう。
今回は、プラグインで設置したい方向けに、人気があるSNSシェアボタン設置プラグインをまとめてみました。
プラグインを利用するのに良い点は、シェアするためのリンクを最適化してくれたり、シェア数がわかるような機能があったりしますので、ソースコードが書ける方でも、プラグインを利用することで、時間の節約になるかも知れないですね。
SNSシェアボタンを設置できるWordPressプラグイン3選
SNSシェアボタンを設置するWordPress用プラグインはかなり多く存在しています。
どれも一長一短ですので、自サイトに合うプラグインを選ぶべきですが、人気のプラグインにはそれなりの理由があります。
また、人気のものは、汎用性が高い物が多いですので、どんなサイトににもマッチしやすいという特徴もありますね。
ここでは、あまり多く紹介しても選びにくいと思いますので、人気のものを3つだけ選んでご紹介したいと思います。
選出基準
有名なプラグインならほとんどの場合問題ないと思いますが、なんでも良いわけではないので、選択の基準を下記のようにしました。
- 更新日が当記事公開日より1年以内であること
- 2018/11/12時点で最新版のWordPressに対応していること
更新がされていないものは、セキュリティの面からあまりオススメできないため、更新が最近も行われているプラグインをセレクトしています。
AddToAny Share Buttons
まず現在最も人気だと思われるのが 「AddToAny Share Buttons」 です。
対応しているSNSの数が非常に多く、海外のSNSも網羅されていますので、様々なボタンが設置できます。
Facebook、Twitterなど、日本でメジャーなシェアしやすいSNSはもちろんのこと、「LINE」が初めからあるのもポイントが高いです。
LINEは、ご存じの通り一般に普及したメッセンジャーアプリで、記事をシェアしてもらうために、LINEシェアボタンは必須となってきました。
ですが、なかなかLINEが初めからあるシェアボタンプラグイン自体がすくないため、「AddToAny Share Buttons」はかなりオススメです。
そのほかのSNSでは、女性に人気のPinterest、中国で人気の Wechat や、WhatsApp、LinkedIn、Tumblr、Redditなど世界のメジャーなSNSに対応しています。
このプラグインが対応しているSNSの数は、100以上ありますね!これはすごいです。
表示の仕方も設定画面で、カスタマイズや選択できます。
アイコンの大きさ(サイズ)や、記事の上下に配置するorしない、または、固定表示「floating」も出来ます。
すべて設定画面から出来るようになっているので、とても便利ですね!
WordPress Share Buttons Plugin – AddThis
「WordPress Share Buttons Plugin – AddThis」 も非常に汎用性の高いSNSシェアボタン設置用プラグインです。
Facebook、Twitter、Pinterestなど、人気のソーシャルメディアの多くに対応していますので、
プラグイン導入後、簡単な設定をすることですぐにSNSシェアボタンが設置できます。
それから、アカウントを作成することで、ログを
設定画面では、アイコンの大きさや縦・横の並びなどを設定することも可能で、ボタンデザインは4種類から選ぶことができます。
Share Buttons by AddThisをダウンロード
WP Social Bookmarking Light
WP Social Bookmarking Lightは、上記のこの画像のような小さめのボタンが記事につけられます。
かなり古くからあるプラグインで、シンプルなSNSシェアボタンを設置することができるプラグインです。
記事の上下どちらかにSNSシェアボタンを設置することができます。
このプラグインには、LINEのシェアボタンが初めからあるのが特徴です。
また、外国産にはなかなかお目にかかれない「はてなブックマーク」もありますね。
設置できるSNS数は多くありませんが、国内向けのWordPressブログでしたらこれで充分使えると思います。
よりシンプルなプラグインを探している方向けだと思います。
おまけ Jetpack by WordPress.com
上記で3つ紹介致しましたが、おまけで「Jetpack」も掲載しておきます。
Jetpackは、WordPress.comが提供しているプラグインです。
さまざまな機能を提供してくれるので、これ一つでほかのプラグインを使わなくてもいいかも、と思えるプラグインです。
非常にメジャーなプラグインで、アクセス解析機能もついており、特にカスタマイズに熱心で無ければJetPackをインストールしアカウント登録してしまえば、大抵のことは対応出来てしまいます。
その機能の一つに、SNSシェアボタンも含まれています。
また、Facebook、Twitter、RSSフィードをサイドバーに設置したり他にはない機能がありますね。
ただし、プラグイン自体が多機能のため、インストールで重くなるというレビューもよく見かけます。
多機能を重視しない場合は、上記のような他の単機能プラグインを選ぶのも良いでしょう。
SNSシェアボタン設置時の注意点
SNSシェアのためのボタンですが、プラグインによってはたくさん設置することが可能です。
そうなると、ついつい多く設置しがちですが、ボタンを設置する数は多くても5つくらいにとどめておくほうが良いでしょう。
なぜかと言いますと、SNSシェアボタンが多すぎると、来訪者はどれにシェアしようか迷ってしまいます。
迷わせないような配慮が必要です。
LINEやFacebook、Twitter、Instagramなど、ユーザー数が多いメジャーなSNSを選んで設置するのがベストですね。
おわりに
SNSシェアボタンを設置するプラグインをご紹介致しましたがいかがでしたか?
今回ご紹介したプラグイン以外にもたくさんありますので、どれか選べないようでしたら、「AddToAny Share Buttons」 か「WP Social Bookmarking Light」が良いと思います。
シェアボタンは、SNSが重視されるマーケティング手法が主流となっている現在では、必須の機能ですね。
ぜひ導入して、SNSへのシェアをより簡単にしやすくしてみて下さい。